歯科医院を含む医療機関や薬局でお薬を受け取る際に、マイナンバーカードを保険証の代わりに使う機会も増えてきたと思います。
マイナンバーカードを保険証の代わりに使用する事で、患者さまの医療情報の共有がスムーズになり、医院間での患者さま情報を管理しやすくなるなど様々なメリットがあります。
従来の保険証が廃止され、マイナンバーカードを保険証として利用した場合、医院側や患者さまにどのような恩恵があるのでしょうか？
今回の記事では、歯科医院でマイナンバーカードと保険証が一体化した「マイナンバーカード保険証（マイナ保険証）」を使うメリットついてご紹介させて頂きます。

◆マイナンバーカードを保険証の代わりに使うメリット
おもなメリットは以下の４つです

メリット	内容
総合的な診断と適切な処方を受けられる	診療情報や薬剤情報、健診結果を医師に提供することで、総合的な診断や重複投薬を避けた適切な処方が受けられます。
高額療養制度が簡略化される	高額療養費制度を利用する場合、窓口で限度額以上の支払いが不要となり、手続きが簡略化されます。
引っ越しや転職後もそのまま利用できる	引っ越しや就職・転職後も新しい健康保険証の発行を待たずにマイナンバーカードをそのまま利用できます。
医療費控除の手続きが簡単である	マイナポータルを通じて医療費控除の手続きが簡単に行えるため書類の保管や提出が不要です。

ぜひ、これらのメリットを有効活用しましょう。

◆マイナンバーカードを保険証の代わりに使う時の注意点
　医療機関や薬局はマイナンバーカードのICチップに保存されているため電子証明書のデータのみを確認するため、12桁のマイナンバーだけで個人情報が悪用される危険性はありません。ただし、マイナンバーカードの4桁の暗証番号が漏れてしまった場合、マイナポータルにログインされ、医療情報の他、納税や所得などの個人情報が漏洩するリスクがあるので要注意です。

当院では、顔認証付きカードリーダーを導入しており、カードを置くだけでピッと認証され、スムーズに受付を済ませることができます。
マイナ受付には多様なメリットがありますので、是非ご利用ください。